よくあるご質問
スマートガラスウォールの仕組み、性能、施工、メンテナンスなど、お客様からいただくご質問にお答えします。こちらに掲載されていない内容については、お気軽にお問い合わせください。
技術・仕様に関するご質問
ガラスの方式によって異なります。PDLC(ポリマー分散型液晶)方式のガラスは、通電時に透明になる仕組みのため、停電時には不透明(乳白色マット)状態に戻ります。一方、エレクトロクロミック方式は「メモリー効果」を持っており、最後に設定した透明度を通電なしで長時間維持します。いずれの方式でも、オプションとしてバッテリーバックアップシステムをご用意しており、短時間の停電であれば任意の状態を保持することが可能です。
PDLC方式では、不透明モード時の最小透過率は約5%です。光は通しますがシルエットもほとんど認識できない乳白色の状態になり、プライバシーを確実に確保します。エレクトロクロミック方式では最小透過率約1%まで遮光可能で、ほぼ完全な遮蔽状態を実現できます。どちらの方式も外部からの視線を効果的に遮断しますが、完全な暗室が必要な用途ではエレクトロクロミック方式をおすすめしています。
PDLC方式で透明状態を維持する場合の消費電力は、約5W/m2と非常に低く抑えられています。エレクトロクロミック方式はさらに省エネルギーで、透明度の切り替え時にのみ電力を消費し、一度設定した状態を維持するための電力は不要です。いずれの方式も、従来のブラインドやカーテンの電動開閉と比較してもエネルギー消費は軽微であり、空調負荷の削減効果を考慮するとトータルの省エネ効果は極めて高いといえます。
標準仕様では、1枚のパネルで最大1200mm(幅)×3000mm(高さ)までの製造に対応しています。天井高3mまでのオフィスや住宅であれば、1枚のパネルで床から天井までをカバーすることが可能です。それ以上のサイズが必要な場合は、複数パネルを目立たない連結フレームで接続する施工方法で対応いたします。連結部の隙間は最小限に抑えられており、大空間でも一体感のある仕上がりを実現します。
PDLC方式は液晶粒子を利用して透明と不透明を瞬時に切り替える技術です。応答速度が非常に速く(0.1秒以下)、コストパフォーマンスにも優れていますが、中間段階の細かな調整には向いていません。エレクトロクロミック方式は電気化学反応により段階的に色調を変化させる技術で、無段階の透明度調整が可能です。状態維持に電力が不要という省エネ特性がありますが、切り替え速度はPDLCに比べてやや遅くなります。用途や優先事項に応じて最適な方式をご提案しています。
はい、曲面形状にも対応しています。最小曲げ半径800mmから製造が可能で、円形の会議室やカーブを描くエントランス、アーチ型のシャワーブースなど、曲線的なデザインにも調光機能を組み込むことができます。曲面パネルは平面パネルよりも製造工程が複雑なため、納期とコストは個別にお見積もりとなります。
合わせガラス構造のスマートガラスパネルは、単体で約28〜35dBの遮音性能を発揮します。これは一般的なオフィス環境での会話音を効果的に低減するレベルです。より高い遮音性が求められる場合は、複層構造のパネルや特殊中間膜を採用した高遮音仕様をご用意しています。
施工・導入に関するご質問
はい、新築だけでなくリノベーションプロジェクトにも対応しています。既存のガラスパーティションを撤去してスマートガラスに置き換える工事や、新たにガラス間仕切りを設置する工事のいずれも承っています。事前に認定エンジニアが現場を調査し、建築構造、電気配線の状況、搬入経路などを確認した上で、最適な施工プランをご提案いたします。
プロジェクトの規模により異なりますが、一般的な会議室1室(パネル3〜5枚程度)の場合、現場での施工作業は2〜3日で完了します。オーダーメイドパネルの製造期間は約4〜6週間です。大規模な商業施設への導入の場合は、フェーズ分けによる段階施工も可能で、業務への影響を最小限に抑えるスケジュールをご提案いたします。
壁面固定スイッチ、リモコン、スマートフォンアプリ、音声アシスタント(Alexa、Google Home)、建物管理システム(BMS)連携など、多彩な制御方法に対応しています。タイマー設定やセンサー連動による自動制御も可能で、日射量に応じた自動調光や在室検知による自動切替なども実現できます。複数の制御方法を組み合わせてご利用いただけます。
施工エリアの周囲にはある程度の作業スペースが必要ですが、オフィス全体の業務を停止する必要はありません。夜間や週末の施工にも対応しておりますので、営業時間外に工事を進めることで、通常業務への影響をほぼゼロに抑えることが可能です。具体的なスケジュールは事前の打ち合わせで調整いたします。
メンテナンス・保証に関するご質問
適切な環境下で使用した場合、当社のスマートガラスパネルは20年以上の耐久性を有しています。PDLC方式のフィルム寿命は通常15〜20年、エレクトロクロミック方式のコーティング寿命は20〜25年が目安です。製品保証は最長15年をご用意しており、保証期間中の性能低下については無償で対応いたします。
通常のガラスと同様の清掃で十分です。中性洗剤を含ませた柔らかい布で拭くだけで、美しい状態を維持できます。研磨剤入りの洗剤やスチールウールなどの硬い素材は表面を傷つける恐れがあるため使用を避けてください。電気系統の点検については、年に一度の定期メンテナンスプランをご用意しています。
当社のスマートガラスは強化合わせガラス構造を採用しているため、万が一破損した場合でも中間膜によってガラス片が飛散しにくい安全設計となっています。パネルの交換は個別に対応可能で、該当パネルのみの製造・交換となります。保証期間内の品質起因の破損については無償交換、それ以外の場合は有償でのパネル製造・施工を承ります。
製品保証は、ガラスパネル本体の調光性能(透過率の変化範囲が仕様値を満たすこと)、電気系統の正常動作、合わせガラス中間膜の剥離防止が主な対象です。設置後の自然劣化や仕様範囲内の微小な性能変化は保証対象外となります。保証期間は製品ラインにより5年・10年・15年の3段階からお選びいただけます。詳細な保証規定は契約時にご説明いたします。
費用・注文に関するご質問
価格はガラスの方式(PDLC / エレクトロクロミック)、パネルサイズ、形状(平面 / 曲面)、数量、制御システムの仕様によって異なります。参考価格として、PDLC方式の標準的な平面パネル(900mm×2100mm)で1枚あたり約80万円〜、エレクトロクロミック方式で約120万円〜となります。正式なお見積もりは無料現地調査の後にご提出いたしますので、まずはお気軽にご相談ください。
はい、初回のコンサルテーションとお見積もりは完全無料です。お客様の要件をヒアリングし、現地調査を実施した上で、詳細な見積書をご提出いたします。見積もり後にご契約いただけなかった場合も、費用は一切発生しません。まずはお気軽にお問い合わせください。
ご契約後、オーダーメイドパネルの製造に約4〜6週間、現場施工に2〜5日(規模による)が標準的なスケジュールです。曲面パネルや特殊仕様の場合は製造期間が6〜8週間になることがあります。緊急対応が必要なプロジェクトについては、個別にご相談ください。可能な限りスケジュールの短縮に努めます。
銀行振込によるお支払いを基本としています。契約時に着手金として総額の30%、パネル製造完了時に40%、施工完了・検収後に残り30%の3回分割払いが標準条件です。大規模プロジェクトや法人のお客様には、リース契約やファイナンスプランのご紹介も可能です。詳細な支払い条件はプロジェクトごとにご相談のうえ決定いたします。
解決しない疑問がございましたら
こちらに掲載されていないご質問や、プロジェクト固有の技術的なご相談については、専門スタッフが個別に対応いたします。初回コンサルテーションは無料ですので、どのような内容でもお気軽にお問い合わせください。
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